仕事と子育ての両立を円滑にする3つの柱

ほとんどの女性が働く世の中になり、仕事しながら子育ても頑張る女性の姿が目立つようになってきました。実際、女性が仕事と子育てを両立させるのは、非常に大変なことです。仕事と子育てを両立させる上で重要になってくるのが、生活の軸を決めること、職場から理解を得ること、スケジュール管理をすることの3つの柱です。今回はこれらについて、具体的に書いていきたいと思います。

まず、生活の軸を決めることとは、生活の中で優先するべき軸を明確にさせることです。たとえば、子どもが小学校に入学するまでは育児を軸にし、子どもとの生活に合わせた働き方にする、といった形で仕事の在り方を決めるような感じです。ちなみに生活の軸を決める際は、家族みんなでしっかり話し合うことが大事です。この軸が定まることで、全部に力を入れすぎてパンクするような事態を避けることができます。

次に、職場から理解を得るという部分は、子育てをしている人には外せない項目です。育児をしながら働く場合、子どもが体調を崩したり、大事なイベントがあったりと、思うように働けないものです。そのため、職場の上司や同僚に理解してもらう必要があります。実際、自分が抜けた後の仕事の穴は周囲の人が埋めてくれています。「子育て中だから仕方がない」と無関心になるのではなく、きちんと周囲に感謝を伝えたり、子育てをしながら働く上で、迷惑をかける可能性があることを事前に伝えるようにしましょう。

そして最後が、スケジュール管理。子どもの学校や家庭の予定、仕事のスケジュールを立ててメモしておけば、動き方を先読みできるようになります。今後の予定がしっかりわかれば、事前に準備していつでも余裕を持って動けるようになります。ToDoリストのように細かくまとめれば、優先順位が明確になり、さらにタスクを効率化することができます。それはワークライフバランスを保つことにもつながります。